1980年版アニメ「鉄腕アトム」の第一話

日本初のテレビアニメとして作られた白黒のアトムのリメイクとして、1980年に日本テレビ系で「鉄腕アトム」がリメイクされました。舞台は原作の2003年から、2030年に変更されています。

ある夜、天馬博士の家にスカンクが訪れ、オメガ因子を売り込みます。天馬博士は人間並みのロボットを開発していたため、人間並みの心を持たせる回路として、スカンクはオメガ因子を売り込んできたのです。

「そんなガラクタを使うつもりはない」と、天馬博士は拒絶します。

後のエピソードで明らかになりますが、オメガ因子はワルプルギスが開発した、ロボットに悪の心を植えつけるものとして、知られていたと思われ、(お茶の水博士はオメガ因子のことを知っていたので)天馬博士は拒絶したものと思われます。

人間並みのロボットの開発に打ち込む天馬博士は、息子との遊園地に行くという約束もすっぽかしてしまいます。手前にいるあかい服を着ている男の子が息子のトビオくん。脇にいるのが愛犬の「ジャンプ」。ジャンプは本作で設定されたペットキャラです。

寂しさのあまり、トビオくんは、一人、ロボットカーに乗り込み、走り出してしまいます。

トビオが一人、ロボットカーで出ていったことを知る天馬博士は焦ります。
「子供にロボットカーが運転できるものか! 危険だぞ!」
しかし、あとのまつりです。

トビオの乗ったロボットカーはトラックに衝突してしまいます。

天馬博士が駆けつけたときはすでに遅く、トビオは病院で亡くなります。

天馬博士は、トビオの身代わりとして、高性能のロボットの開発を進めます。しかし、人差し指にレーザー、お尻にマシンガン、ジェットで飛行能力をもつ新型ロボットを、天馬博士のスタッフたちは恐れます。新型ロボットの開発のことは首相にも伝わり、開発の中止と破棄を命じられてしまいました。

新型ロボットの破棄を命じられた天馬博士は、首相の命令に背き、密かにロボットを完成させる。

ロボットのトビオはガラスを割ったり、

椅子を壊したり・・・ このあと、天馬博士の椅子は潰れてしまいます。

フォークごと、ご飯を食べてしまいます。柄だけになったフォークに哀愁が漂います。

突然、トビオの意識がなくなり、焦った天馬は助手の本田に連絡を入れます。

知らせを聞いた本田は、躊躇なくロボット処理車を手配する。

天馬博士は処理車のなかで、分解はやめるように本田に言うが、本田はとりあわない。

「君は女だろ。女なのに、あの子が可愛くないのか!」

「可愛いのは外見だけです。中身はロボットです。10万馬力の怪物」と言って本田は天馬の言葉に動じない。

トビオが意識を失ったのは、同じ時、アトラスが起動し、共鳴を起こしたためでした。

オメガ因子の開発者であるワルプルギスはスカンク草井をつかって、トビオの設計図を盗み出し、全く同じ構造のロボットにオメガ因子を組み込み、アトラスを作りました。

アトラスは本リメイク版アトムの柱の一つとして、この後、9つのエピソードに登場します。

ロボット処理車に狙撃されるトビオ。このあたり、本田は容赦ないです。

しかし、天馬と本田がロボット処理車の操作を奪い合ったため、ロボット処理車が暴走を始めます。

ロボット処理車に狙撃されながらも、暴走するロボット処理車からの助けを求める声にトビオは気がつき、助けに向かいます。

ロボット処理車のハッチを壊し、天馬と本田ともう一人(曽似さん(ソニー)と言うらしい)を助け出します。

暴走するロボット処理車のために火災が発生し、トビオは逃げ遅れた人たちを救い出します。

暴走したロボット処理車を海に運ぶトビオ。

海に投棄します(いいのか、これで)

そして、この表情。そんな顔をするなら、捨てなきゃいいのに(冗談です)

病室に天馬を見舞うトビオ。今度の騒ぎで破棄するはずのロボットを完成したことがばれてしまい、天馬は日本にいられなくなったと悟ります。

「一緒にアメリカに行こう」と天馬はいいます。

愛犬のジャンプもトビオに懐き始めていて、おとなしくトビオについていくジャンプ。

「わしの息子だ」と誇らしげな天馬。トビオの処理を主張した本田もトビオに笑顔を向けていた。本田はその後、天馬博士の後任になったお茶の水博士のもとで、アトムの修復を手伝うなど、何回か登場します。

1980年にリメイクされた鉄腕アトムは思い出の作品です。原作では、アトム今昔物語をのぞき、さらっと語られるアトム誕生の物語ですが、アトムの開発の中止を命じる首相や、アトムを分解しようとする本田の存在が、アトムの存在を望まないものとして、位置づけているのが印象的です。

 自分の存在を拒否されるアトムは、見ていて、かわいそうですが、「10万馬力の怪物」という本田助手のセリフが印象的です。第1話は、手塚治虫氏が脚本を書かれていますから、リメイクに当たり、いろいろ、思うことがあったのではないかと考えてしまいます。このリメイク版の放映が終わったときのインタビューでは、手塚氏がアトムがよい子であるというイメージを覆すことができず、残念な作品だったと述べられていますが、少なくともはじめのエピソードは、「よい子のアトム」というイメージを覆そうとする手塚氏の想いが感じられます。

 正直言うと、この第1話を見たときは、その後の展開にすごく期待したんですが、見事に裏切られました。やっぱり、旧作のモノクロ版の鉄腕アトムのイメージにスタッフが引っ張られてしまったのか、ちょっと残念な作品でした。とはいえ、推しキャラが登場する貴重なアニメ作品であるうえ、このアニメ作品をみたことで、私も鉄腕アトムの作品をより理解できるようになったと考えているので、思い出深い作品です。

4発JETエンジン機 COMPLETE GUIDE (イカロス・ムック)

 タイトルどおり、エンジンが4機あるジェット機の解説本です。
 第1章は「エアライナー」でボーイングの747やエアバスA380が紹介されています。豊富な写真を中心に解説とパイロットのインタビューが掲載されています。読み応えがあったのは黎明期のコメットや707の解説から主翼パイロン式の解説、変わったところではリア4発の解説まで掲載されています。リア4発の資料に巡り会ったのは、個人的に初めてなので、興味深かったです。加えてコンコルドの解説もあり、とにかく、4発ジェットの機体を徹底的に解説している印象です。
 第2章は「ミリタリー」で、軍用機では輸送機を中心に4発ジェットが解説されています。無論、現用の4発爆撃機、B-1、B-2、ロシアのブラックジャックも解説されていました。軍用機として4機のエンジンを持つことの利点などが解説されています。
 第3章は「4発ジェットエンジンの理論」で、4発ジェットの長所と短所などが解説されています。冗長性はあるが、エンジンの数が多い分、故障のリスクは高い等、得失が解説されています。
 第4章は「スペシャルエアリフター」で、アントノフのルスランや、ボーイング747LCF等の他、B-52等の多発機の解説が掲載されています。

 全体的に双発機をのぞき、ジェットエンジンの歴史や各種の取り付け方式の解説が豊富なので、資料としての価値は高いと感じました。

玲子とマルス

 玲子とマルスの姉弟は私が高校生だったときから小説の登場人物として描いているキャラです。元のイメージは鉄腕アトムのリメイクアニメである「ジェッターマルス」のマルスと美理ですが、マルスが玲子に甘えるイメージは当時の私が感じていた不満から来ています。
 高校生のとき、母の友達が赤ちゃんを伴ってよく遊びに来ていたのですが、その子は私の母には甘えるのに、私にはちっとも甘えてきませんでした。それで「女じゃないと甘えてこないのかな」という不満が高じてマルスと玲子の関係ができあがったのです。
 今にして思うと、その子はベビーカーで散歩していたときに高飛車にあっちへ行けとかこっちへ行けとか要求したり、よく、茶目っ気のあるいたずらを私に仕掛けてきたりしたので、私に懐いてはいたんだと思います。定期テストを控えて私が勉強していると、私のことをじっと見て「遊んでくれない、おかしい」と、さっさと帰ってしまったりしてました。また、数年後、別の男の子の子守していたときは、その子は私に甘えてきたので男とか女は関係ないと理解しましたが、高校生のときは結構、深刻に悩んでました。
 40余年の間、物語自体を変えても、玲子とマルスの関係を変えてません。今でもこの二人を描いていると、子守をしていた高校・大学の頃のたわいのない思い出が帰ってきます。実在の子供は憎ったらしくて、こざかしいところはありますが、そこもまた、可愛いと思うので、ついつい機会があると相手しちゃいます。膝の上にちょこんと座られると、「可愛いなあ、もう」と思ったりします。周囲には孫相手に鼻の下を伸ばしている人もちょくちょくいますが、私は孫にめぐまれることはないので、どんな機会でもとらえて、小さい子の相手をしたいですね。体力の限界の範囲で(^^)
 

好きなキャラ

ルーナ(エンゼルの丘)

私の推しキャラの一人、手塚漫画の「エンゼルの丘」のヒロイン「ルーナ」です。少女キャラと限定すればダントツ1位です。リボンの騎士のサファイアもいいですが、私の場合、ルーナには及びません。アトム、ニョーカとともに、私をお絵かきの沼に引きずり込んだ一人です。

ニョーカ(鉄腕アトム)

腕アトムのアニメのオリジナルの女の子「ニョーカ」です。アニメで動いたキャラで言えば最高です。正直、この娘と「アトムの初恋」を見なかったら、高校からずっと描いている自分のオリジナルキャラであるマルスもリョーカもいなかった。それくらいインパクトが大きい娘でしたね。エンゼルの丘のルーナとほぼ同等のインパクトです。

花寺のどか(ヒーリングっど プリキュア)

最近になって推しになったヒーリングっとプリキュアの「のどか」です。この子のせいで一年、ほぼリアタイでプリキュアを見ることになりました。